米子でレイキヒーリングなどをしている藤原です。
レイキに興味を持たれた人で、いろいろ調べたり人に聞いたりしていると「レイキの種類」があることに気づく人もいるかと思います。
「◯◯式レイキ」とか「□□霊氣」とかいろいろな名前のレイキが存在しますよね。
これは何故でしょう?
あくまでも僕が僕のティーチャーやその知り合いのレイキに詳しい人から聞いた話なんですが・・・
いろいろと種類ができたのにはどうやらレイキができてそれが広まっていく過程が原因なようです。
もともとレイキってそんなに歴史の深いものではなくて、◯◯数千年の歴史なんて事はなくて100年ちょっとぐらいの歴史なんです。
臼井甕男という人物が作ったとされています。
この方が作ったレイキヒーリングですが当時はそれなりに人気があり日本中に広まっていたそうです。
そして、この方が亡くなったあとに何代が続いたのですが、ある時にハワイに住む日系三世の女性がレイキでの治療を目的に来られます。
この女性は末期癌で余命があまり無い状態だったのですが、レイキの治療によって癌が完治したそうです。それに感動して、レイキをすべて習得されハワイに帰っていかれました。
そしてハワイでレイキ治療院を開設され多くのお弟子さんも作られました。
そのお弟子さんがアメリカ本土でもレイキを広げていったんだそうです。
当時のレイキは「治療」のみが目的で、レイキを使えるようにする現代で言うアチューメントも当時は「修行」によってのみ行われていたようです。
そしてその過程で色々なものと融合していき、今の形になっていきます。
その時、本家日本は言うと日系三世の女性がハワイに帰られたあとに第二次世界大戦が始まります。
結果、日本とアメリカは戦争状態になり国交は断絶してしまいます。
その後、戦火のなか日本国内のレイキは表舞台から消えていくんです。
アメリカで形を変えながら今の形のように、アチューメントと言う「再現性」のある形に進化していったレイキはヨーロッパにわたりそこでも広がって行きました。
その後、オーストラリアを経由して日本に逆輸入された形で帰ってきたんです。
それが1990年代だそうです。
そして、日本国以内で広まっていくのですが、その過程で同じ内容を伝えて行くはずがレイキティーチャーになった人の中からアンポンタンが現れます。
「自分は神の力がある」とか「自分には別のシンボルとマントラが見える」とかいい出すお馬鹿さんが現れだしました。ちなみに「シンボルとマントラ」とはレイキのセカンド以降にでてくる図形と言葉です。これを使うことでレイキを強化したり遠方や過去とか未来に飛ばしたりいろいろなことができるようになります。
こう言うお馬鹿さんたちによって、「自分が発見したレイキ」的な意味で新しい名前のレイキっぽいものが増殖しました。
「自分は大明神の生まれ変わり」だとか言って、レイキのサードまでのアチューメントで600万円を取る人とかも聞いたことがあります。
逆に一日でレイキをサードまでではなくティーチャーまで1万円で取らせる的なのもありました。
こうやっていい加減な方法でティーチャーってポイこと手に入れたティーチャーもどきは、何にもできないティーチャーと名乗る誰かを作り出します。
以前、僕が電話セッションをした県外の方は「レイキティーチャー」まで取ったのだけど、「レイキのやり方がわからない」と言っておられました。
「ちないみ金額はいくらでしたか?」と聞くと「全部で30万円でした」と言われるんです。
それだけだしてレイキのやり方すらわからないでティーチャーって・・・
そもそも、レイキを仕事とかにするわけでもないのに「なぜ、レイキティーチャーまで取ったのです?」と聞くと、「レイキはティーチャーまで取らないと使えないと言われて・・・」と。
ひどい話ですね。
結局、管理されずに野放しに広がって言った過程で、勝手に自分の名前をつけて中身を変えたり新しい名前を付けて自分が創始者だと名乗ったり、レイキだと言って内容は適当でお金だけ取ったりでどんどん「亜種」が増えていったんです。
ちなみに、もともとの日本の表舞台から消えたレイキは京都で生き残っていて、こちらは今でも治療が主な目的で段階を進むと修行が必要なままだそうです。
そして、日本に残っていたものを「直伝レイキ」、西洋を経由いて帰ってきたものを「西洋レイキ」と言いわけています。
両方を持っている僕のティーチャーの話では、治療での効果はどちらも変わらないそうで、それなら修行ではなくアチューメントで取れて治療以外にも使える西洋レイキの方がやりやすいと言うことです。
亜種の中にもきちんとしたものもありますので、どれを選ぶかは皆さんの自由です。
その時に決める基準は、「ティチャーの人となり」で決めるのが一番だと思います。
その事はこちらのブログ記事で書いていますので気になる人は読んでみてください。
https://ai-ha-arunoka.blog/?p=145
それではこれで終わります。